2月6日(金)真っ青な空の下、
五斗長ウォーキングミュージアム作品制作作業を行ないました。
今回は笹島氏の竹を素材とする作品の設置位置を決める作業と、
竹の反りが激しいものをできるだけまっすぐにする作業でした。
設置位置の確定にも、伐採した竹を道具のひとつとして使用。
中心を決めそこから円状に同じ間隔で横にスライドし、位置に小さく切った竹を地面に突き刺して
印をつけていきました。
作品場所からは、五斗長垣内遺跡が一望でき、今回はその先の空と海もはっきりと見え良い眺めでした。
次は、特に反りが目立つ竹を、炎の熱で温め真っすぐに直していく作業を行ないました。
12mほどの竹はとても重く、大人3−4人がかりでの作業を要しました。
最初は1本真っすぐするのに30分以上かかっていましたが、
回数を重ねる毎にコツをつかんでいったのか、どんどん短縮され、皆の作業手さばきが職人のようでした。
「まっすぐな子(竹)になったわ(笑)」
アートセンタースタッフのひとりがぽつり。
たしかに、まっすぐな子になっていました。
とても手間のかかる重労働な作業でしたが、この作業ひとつひとつを丁寧に行なうことで
作品の印象が違ってくる。今回の作業ではその事を強く感じました。
アートセンターメンバー、制作作業を行なうときは、そのアーティストを思い、制作に対してベストの事が常に出来る様こころがけてたいと思っています。
「すべては○○のために」と、どこかのキャッチコピーではないですが
“○○”には、自分たちなりの言葉に置き換えてこのプロジェクトに取組んでいこうと思っています。