五斗長ウォーキングミュージアム2015-16展覧会&ツアーのお知らせ!

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淡路島・五斗長地域にて、2011年より始まったアートプロジェクト「五斗長ウォーキングミュージアム」。野生の森の中にアート作品を設置し、歩き廻り思索する “道としての美術館 ”を提示する試みです。
本年度も島内外から招聘した4組の作家たちによる、五斗長の環境と融けあう多様なアート作品を期間限定で公開。オープニングでは、参加作家によるトークやコラボレーションパフォーマンスなど多彩なプログラムを実施します。
また、初の試みとしてゲストガイドによる、五斗長周辺地域の「歴史・生活」に深く踏み込んでいくツアーや、五斗長の「自然」とふれあうツアーを開催します。さまざまな視点から、早春の五斗長の美しさ、豊かさをぜひ体感しにいらしてください。

参加作家:
笹島裕樹|くうのき(日根野太之+fuuyanm)|南野佳英|久保拓也

日 時:2016年3月12日(土)~3月19日(土)*月曜定休
会 場:五斗長垣内遺跡活用拠点施設~GWM(兵庫県淡路市黒谷1395-3)
駐 車:施設前の駐車スペースは混み合いますので、遺跡裏・山手側の第2駐車場を
ご利用いただきますようお願い致します。

<会場までのアクセス>
車:神戸淡路鳴門自動車道 北淡インターチェンジ降車、山側へ車で約10分。
高速バス:JR三ノ宮駅から淡路島行き高速バスに乗車し(約50分)北淡インターチェンジで 降車。タクシーで約10分。
淡路島行き高速バス時刻表 http://www.656.ch/busmo/

期間内イベント:
<オープニング>
 日時:2016年3月12日(土) 13:00~17:00頃(12:30開場) ※雨天決行
ゲスト:笹島裕樹、fuuyanm(くうのき)、南野佳英、久保拓也、陸奥賢ほか
トーク&パフォーマンス:
▶︎陸奥賢+高田欣二(地元郷土史家)|五斗長の時空を紐とくトークセッション
▶︎fuuyanm+Junko Okuda(ダンス)|「くうのき」新作を使ったコラボレーション
▶︎笹島裕樹+南野佳英|五斗長の環境音と呼応するサウンド・コラボレーション
参加:無料
ご注意:作品は野外での展示となります。履き慣れた靴や動きやすい服装でご参加ください。

<特別ツアー>
■陸奥賢と歩く!五斗長50万年分の歴史・生活を体感するツアー
太古の昔、鉄器工房として栄えた五斗長。鉄の航路をたどりながら五斗長に眠る時空を体感するタイムトラベルツアー。
日 時:2016年3月13日(日) 10:00~18:00 ※雨天決行
集 合:ローソン北淡町育波店前(兵庫県淡路市育波406-2)
https://goo.gl/maps/byCYy5FHjtT2
駐 車:兵庫県淡路市育波2521(北淡水産加工会前広場)
ガイド:陸奥 賢(観光家/コモンズデザイナー)
参加費:2,500円(おみやげ付き)
ウェブ:https://www.facebook.com/events/1712253562341547/

■五斗長の森ってどんなとこ??~歩いて、見つけて、作ってみよう~ツアー
自然溢れる五斗長のお山で野遊び!さまざまな自然の形を発見するツアー。お子様連れにおすすめです。
日 時:2016年3月19日(土) 13:00~16:00 ※雨天決行
集 合:五斗長垣内遺跡活用拠点施設(兵庫県淡路市黒谷1395-3)
駐 車:施設前の駐車スペースは混み合いますので、遺跡裏・山手側の第2駐車場を
ご利用いただきますようお願い致します。
ガイド:植木 弥生(インタープリター)
参加費:1,000円(お茶とおやつ付き・できあがった作品をお持ち帰りいただけます)
持ち物:ハンカチもしくはバンダナ(45㎝×45㎝)、動きやすい服装、雨天時は、かさやカッパなどをご持参ください。

お問い合わせ/ツアーお申し込み:
主催|五斗長・常隆寺ウォーキングツアー実行委員会/NPO法人淡路島アートセンター
Tel:0799-38-4722 (担当:松本)
Email:[email protected]

助成|公益財団法人福武財団、ひょうごボランタリープラザ、兵庫県地域づくり活動応援事業
協力|五斗長まちづくり協議会、 淡路市教育委員会、育波公民館、
大阪芸術大学工芸学科・嶋坂 恵、藤本和祷、杉原義浩、山崎章

五斗長ウォーキングミュージアム2014-2015 映像

先月(3/8)に行なわれた五斗長ウォーキングミュージアム2014-2015の作品公開お披露目会の模様を映像にしていただきました。
どうぞご覧下さいませ。

撮影: ヴェルナー・ペンツェル

五斗長ウォーキングミュージアム作品展示についてお知らせ

五斗長ウォーキングミュージアム2014、笹島氏の野外展示作品は、
諸事情により現在展示されておりません。
詳細のアナウンスは後日いたしますが、取り急ぎお知らせいたします。

                    NPO法人 淡路島アートセンター

五斗長ウォーキングミュージアム2014-2015 作品公開のおしらせ

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淡路島五斗長地区にて、平成23年度に始まったアートプロジェクト「五斗長ウォーキングミュージアム(以下GWM)」。野生の森の中にアート作品を設置し、歩き巡り体感する “道としての美術館 ”です。

本年度も島内外から二名の作家を招聘し、地域住民との交流や五斗長の自然環境を取込んだ作品が完成。その成果報告として、毎年恒例の「お披露目会」および展示公開を、来る3月8日の13時より今年も開催の運びとなりました。

国内外で活躍するサウンドアーティスト・笹島裕樹さんによる屋外音響彫刻と遺跡屋内に配されたインスタレーションからなる組み作品。そして、淡路島在住の画家・fuuyanmがワークショップで五斗長近隣の子どもたちとともに制作した作品を、作家とともにご紹介するプログラムです。

お披露目会では再び作家も招き、今回の作品やプロジェクトへの思いをあらためて伺うとともに、笹島裕樹さんによるインスタレーションを使ったサウンドパフォーマンスも開催予定です。2作品ともにこれまで以上に力のこもった素晴らしい作品です、ぜひぜひのご来場、スタッフ一同心よりお待ちしています!!

<H25年度アーティスト>

 

【「風の集合」】

笹島裕樹(ささじまひろき)
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見過ごされがちな音の詳細、特定の地域や場所、空間が持つ性質に焦点を向け音の本質やその可能性を探求しているサウンドアーティスト。フィールドレコーディングを主体とした活動を2007年頃より開始、それ以来関東地方を中心に各地で録音活動を行っている。音を捉えること、聴くことに対する独特な感性や真摯な態度が評価され、世界中のレーベルから多数の作品をリリース。また、そのライブパフォーマンスにおいては、その場に存在する音環境の中に録音した環境音やオブジェクトが発する音を感覚的に配置し、音の捉え方、「音」という現象そのものについて問いかける。


【「もり の めがね」】

fuuyanm(ふうやん)
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岩手県花巻市生まれ。雨にも風にも雪にも大地にもしたしみながら生まれ育つ。岩手~東京~京都~西表島~熊本と各地を旅するように暮らす、絵描き。心身のおもむくままに色をおいて描く。現在は淡路島在住。「ねこのて舎」としてデザインとイラストのお仕事もしています。

<スケジュール>

▷▷お披露目会(オープニング):2015年3月8日(日) *詳細は下部

▷▷作品展示期間:2015年3月9日~31日

*fuuyanm「もり の めがね」作品の完全版展示は3月8日のみとなります。

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五斗長ウォーキングミュージアム|Gossa walking museum
H26年度作品お披露目会のご案内

日時:平成27年3月8日(日)13:30~15:40(13時より受付)

会場:五斗長垣内遺跡 (淡路市黒谷1395-3)

<ゲスト>

笹島裕樹、fuuyanm

<スケジュール>
13:30~  五斗長・常隆寺ウォーキングツアー実行委員会 関係者 あいさつ
13:45~ 作家紹介・作品説明他
14:15~ GWM各作品へ移動/ご紹介

笹島裕樹さんによるサウンドパフォーマンス

15:40~ お披露目会終了

*本年度、夏の台風被害により山にのぼる道が決壊しているため、今回のお披露目会では過去これまでの作品をご覧頂くことはできません。

<会場までのアクセス>

車:神戸淡路鳴門自動車道 北淡インターチェンジ降車、山側へ車で約10分。
高速バス:JR三ノ宮駅から淡路島行き高速バスに乗車し(約50分)北淡インターチェンジで降車。タクシーで約10分。
淡路島行き高速バス時刻表 http://www.656.ch/busmo/

※タクシー乗り場はございませんので、事前に予約が必要となります。
淡路タクシー0799-64-2266
洲本観光タクシー(淡路市)0799-80-5151

※駐車場は拠点施設前と、垣内遺跡から森へ向かう道中(徒歩3分)のところにもございます。

 

<主催・お問合せ>

五斗長・常隆寺ウォーキングツアー実行委員会
(五斗長まちづくり協議会/NPO法人淡路島アートセンター)
TEL:090-5066-4604 (中田)

<助成>
公益財団法人福武財団
ひょうごボランタリープラザ

五斗長ウォーキングミュージアム作品製作 2/6

2月6日(金)真っ青な空の下、
五斗長ウォーキングミュージアム作品制作作業を行ないました。

今回は笹島氏の竹を素材とする作品の設置位置を決める作業と、
竹の反りが激しいものをできるだけまっすぐにする作業でした。

設置位置の確定にも、伐採した竹を道具のひとつとして使用。
中心を決めそこから円状に同じ間隔で横にスライドし、位置に小さく切った竹を地面に突き刺して
印をつけていきました。
作品場所からは、五斗長垣内遺跡が一望でき、今回はその先の空と海もはっきりと見え良い眺めでした。

次は、特に反りが目立つ竹を、炎の熱で温め真っすぐに直していく作業を行ないました。
12mほどの竹はとても重く、大人3−4人がかりでの作業を要しました。
最初は1本真っすぐするのに30分以上かかっていましたが、
回数を重ねる毎にコツをつかんでいったのか、どんどん短縮され、皆の作業手さばきが職人のようでした。

「まっすぐな子(竹)になったわ(笑)」

アートセンタースタッフのひとりがぽつり。
たしかに、まっすぐな子になっていました。

とても手間のかかる重労働な作業でしたが、この作業ひとつひとつを丁寧に行なうことで
作品の印象が違ってくる。今回の作業ではその事を強く感じました。

アートセンターメンバー、制作作業を行なうときは、そのアーティストを思い、制作に対してベストの事が常に出来る様こころがけてたいと思っています。
「すべては○○のために」と、どこかのキャッチコピーではないですが
“○○”には、自分たちなりの言葉に置き換えてこのプロジェクトに取組んでいこうと思っています。

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